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『キングコング(1933年)』 ~ 彼について私が知っている二、三の事柄

いよいよ実写版『美女と野獣』が公開されますが、『美女と野獣』以上に美女と野獣をことさら言及する映画、それが1933年版『キングコング』です。しかしこの映画は映画内で一体何回美女と野獣を言及しているのでしょうか?暇な人は数えてみてください(なん…

『キングコング(1933年)』 カール・デナムとは一体何者なのか? ” 華麗なるヒコーキ野郎”と”カメラを持った男”の物語

今回のスピンオフの話はさておいて、1933年のオリジナル版キングコングを見返すとこれが今みても大層生々しいタッチ、かつ暴力的(象のように人を踏み、虎かはたまた進撃の巨人みたいに人を食らいます)で矢鱈滅多らと面白い事に驚かされます。 なぜこんなに…

攻殻機動隊の世界が5年後に実現? ~ <今そこにある未来ニュース⑥>

最近この人の名前をニュースで見ない日はないですね(と半年前も同じこと書いてましたが...)。若きカリスマ天才起業家”リアル”トニー・スタークこと「イーロン・マスク」。 またもやこの人のニュースです。 今度は攻殻機動隊みたいに脳とコンピュータの…

『花吹雪舞う!春の鈴木清順幻の作品祭り』 ~ 具流八郎との空白の10年:怒濤編

前回のあらすじ 1968年のいわゆる「鈴木清順解雇・封鎖事件」は学生運動のデモも巻き込んで「鈴木清順問題共闘会議」を結成し、多くの映画人を巻き込んだ日本映画界を揺るがす一大騒動と化していました。 一方具流八郎は共闘会議とは距離を置き(*1)、大島…

『花吹雪舞う!春の鈴木清順幻の作品祭り』 ~ 具流八郎との空白の10年:疾風編

いつかその日が来るだろうとは思ってはいても実際にその日が来てしまうとやはり結構ショックだったりする清順さんの訃報(2017年2月22日)。本来であればしめやかに追悼すべきなのですが、既に発表の時点で9日もタイミングを逸している始末(同年2月13日満93…

恐るべし!元が何だかよく分からないポーランドの映画ポスター

最近『モアナと伝説の海』のポスターがオリジナルと違い過ぎると話題になっているようですが、映画ポスターのデザインが公開される国によって変わるのは至極当然のことであります。もともと違っていて当たり前なのでその事に目くじら立てるより、むしろそこ…

『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(1991年)』~ 25年前の撮影風景

よく”伝説の傑作!”とか”××年に1本の傑作!”とか映画の宣伝に使われる惹句は話半分であまり信用できないものが多いのですが、これはまさに掛け値なしに”25年に1本の伝説の傑作”といえるのが『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(1991年)』という作品で…

『祇園の姉妹/Sisters of the Gion(1936年)』〜溝口健二監督の女性ハードボイルド・和風ノワール映画

フィルム・ノワール及びハードボイルド映画というと1941年の『マルタの鷹』を起源とすることが多いようですが、それに遡る事5年前の昭和11年の日本において女性を主人公としたハードボイルド映画が存在していたことをご存知でしょうか?。それが今回ご紹介す…

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2016年)』 ~ ティム・バートンの奇妙な落書きたち

「ティム・バートンの世界」のデッサン 2014年の11月1日から2015年1月4日まで行われていた「ティム・バートンの世界」展。当方はマヌケなことにちゃんと日程をチェックしておらず、ノコノコと最終日に出かけてしまったのですが、そのあまりの人の多さに驚嘆…

フリッツ・ラングとセルゲイ・エイゼンシュテイン 〜 『メトロポリス(1927年)』のセットより

遅ればせながらつい最近ツイッターを始めたのですが、なるほどこれは面白いですね。毎日自動画像収集装置botとしてけな気に働いてくれて、非常に役立ってくれています(←早くも使い方間違ってるかも)。 特に映画関連ではクラシックな名作の撮影現場の監督の…

巨匠ヴェルナー・ヘルツォークのおすすめ作品5選

ニコール・キッドマン主演で話題の『アラビアの女王 愛と宿命の日々 / Queen of the Desert (2015年)』の近日公開(1月21日(土)より新宿シネマカリテ、丸の内TOEIほか)を記念して、狂気を描かせれば右に出るもののいない巨匠ヴェルナー・ヘルツォークのお…

2016年映画ベスト10、或いは ”私はあなたの作品が大好きです”ということ

年末ですので2016年映画ベスト10をやっておきます。新作は見てない方が圧倒的に多いのですが、今年見れた数少ない新作映画の中から自分の好きなおすすめの映画を10本(または15本)選んでお伝えします。 では洋邦合わせて1位から。 1位:『ハドソン川の奇…

『北の橋 (1981年)』 ポケモンGO的AR(拡張現実)でパリの町を冒険する最高にキュートなファンタジー・ミステリー映画

2016年を代表するヒット商品であり、あっというまに世間を席巻して、あっと言う間にブームが過ぎ去った感のあるポケモンGOですが(今だと話題はAmazon GO?*1)、これに遡ること35年前にポケモンGO的AR(拡張現実)でパリの町を冒険する最高にキュートなファ…

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年)』をより楽しむための映画7選

JJの『フォースの覚醒』には一ミリも心動かされずに何も覚醒しなっかった私ですが、今回の『ローグ・ワン』に関してはさすがゴジラを見事に復活させたギャレス・エドワーズ監督とあって映画的な萌えどころ、いや燃えどころを心得た、”これこれ、これがSWだ…

『ヒッチコック/トリュフォー(2015年)』と『JACO[ジャコ](2015年)』、天才アーティストのドキュメンタリー二本立て

今月はシネマカリテで面白いドキュメンタリー映画が二本立て(別料金で続けて見ればの話ですけどね)で見れますのでご紹介します。 アルフレッド・ヒッチコック/フランソワ・トリュフォーとジャコ・パストリアスに関するドキュメンタリーです。 どちらも当…

『ツイン・ピークス シーズン3(仮) (2017年)』 ~ 25年振り主要キャストの”今と昔” ー I'll See You Again in 25 years

「あなたの好きなあのガムが、また流行りだすようだ」 25年振りに『ツイン・ピークス』が帰ってくる! 2014年10月3日、 ”That gum you like is going to come back in style !” というリンチ/フロストの突然のツイートは、体の奥深くで全細胞が快哉を叫ぶほ…

Spotifyでおすすめの名盤を探す旅に出る【映画サントラ編】 ~ ”映画史に名を残す名映画音楽作曲家30選(+1)”

Spotifyの4000万曲にもおよぶ広大な音楽の海からおすすめの名盤を探しだしておすすめするという企画の第9弾、【映画サントラ編】です。 世の中には星の数ほど映画が存在しており、それに合わせてサントラも存在しているのですが、映画音楽作曲家に関しては星…

スティーヴン・キングか深夜アニメみたいな泉鏡花の『昼春・昼春後刻(1906年)』と映画『陽炎座』謎記号の秘密

映画『陽炎座』に絵で一回、指で背中に書いて二回、最後のセリフで一回と計四回も出てくる謎記号「〇△☐」ですが、映画の中ではまったく説明がありません。 そこで原作泉鏡花の『陽炎座』を読めば何か分かるかと思ったのですが、そこにも記載がありませんでし…

『夢二(1991年)』 ~ 鈴木清順による"浪漫三部作"の清順時空③

『夢二(1991年)』 前二作が原作付で全くのフィクションの世界を描いていたのに対して、本作はオリジナルで実在の人物(沢田研二扮する「竹久夢ニ」、宮崎萬純扮する「彦乃」、広田玲央名扮する「お葉」)が登場する映画になっています(とはいっても当然の…

『陽炎座(1981年)』 ~ 鈴木清順による"浪漫三部作"の清順時空②

『陽炎座(1981年)』 傑作『ツィゴイネルワイゼン』よりさらにエロ度、グロ度、ナンセンス度、つまりは清順度がパワーアップしたのが本作です。二時間二十分のフルマラソンなのに百メートルの短距離走のペースで全力疾走してるかのようなテンションの高さで…

『ツィゴイネルワイゼン(1980年)』~ 鈴木清順による"浪漫三部作"の清順時空①

結果的に"(大正)浪漫三部作"と呼ばれている『ツィゴイネルワイゼン(1980年)』と『陽炎座(1981年)』と『夢二(1991年)』という三本の映画は同じ監督(鈴木清順)と製作者(荒戸源次郎)と脚本家(田中陽造)と音楽家(河内紀)によって手掛けられてい…

『キラー・エリート (1975年)』 ~ ニンジャと日本刀と拳銃、殺し屋エリートNo.1は誰だ!サム・ペキンパーの裏切りの映画

(※ジェイソン・ステイサムの方ではございません。念のため) DVDが廃盤になっているせいか中古がぼったくり価格になっている本作ですが、今月シネフィル・イマジカで放送されていたようです(PG指定を得るためにカットされた116分の劇場公開版ではなく123分…

『ラロ・シフリンとCTIレーベルのおすすめアルバム50選』 ~ 世界の全ての音楽は越境してクロスオーバーする

ラロ・シフリンというと『ダーティハリー(1971年)』、『燃えよドラゴン(1973年)』といった映画や『スパイ大作戦(1963-73年)』、『刑事スタスキー&ハッチ(1975-79年)』といったテレビシリーズの作曲家として有名ですが、ジャズ関連の作曲家、編曲家、…

クリント・イーストウッド映画の傾向と対策【死者の霊に耳を傾けましょう編】

今ではすっかり巨匠となってしまったクリント・イーストウッド ですが、スキがあれば死者の霊に耳を傾ける、あるいは死者の霊そのものが主役となるというちょっとキワモノ的というか丹波哲郎的な映画を撮ってしまうという傾向があります。以下そのいくつかを…

『ハドソン川の奇跡(2016年)』 ~ クリント・イーストウッドによる四層構造を自由に横断するミルフィーユ映画

『ハドソン川の奇跡』に関して前回は見る前に書いたので今回は見た感想を書きます。 callmesnake1997.hatenablog.com 結論から申しますといまのところ今年見た映画の中でベストです(あまりにも面白いので初日の品川IMAXから近所のシネコンまで3回もみてしま…

”地球外知的生命体探査”に関する傑作SF作品5選【ボイジャー編】

スタートレックの新作があまりにつまらなかったので映画版第一作(TMP)が相対的に傑作に見えてしまうというイヤミな話(JJはこのまま二大SFシリーズを糞化させた戦犯として後世の映画史に名を残すつもりなのか?)を書こうと思ったのですが、タイトル時点で…

虎の尾を踏む複眼の男達は蝦蟇の油の夢を見るか? ~ 黒澤明の唄と関連書籍

黒澤明自身が見た夢を元にして製作されたと言われている1990年に公開された『夢』という映画のいくつかのエピソードには実は有名な原作本が存在していた事をご存じでしょうか?。1978年3~9月に週間読売に連載され、1984年に単行本化された『蝦蟇の油―自伝の…

ロン・ハワード映画の傾向と対策【役者から職人監督編】 ~ 『インフェルノ(2016年)』

(※以下新作映画情報的な話は特にございませんので悪しからずです) 2016年は公開のタイミング差があるとはいえ、ロン・ハワードの新作が三本も公開されるという稀有な年になります。プログラムピクチャーの時代でもないのにこのハイペース。さすがアメリカ…

『ハロウィン(1978年)』 ~ ジョン・カーペンターによる低予算ホラー映画のヌーヴェルヴァーグ

今月はハロウィンですね。ハロウィン関連でおススメの映画はといいますと・・・『E.T.(1982年)』でも『パーフェクト・ワールド(1993年)』でも『カウボーイビバップ 天国の扉(2001年)』や『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(2005年)』でもなく…

現実化する?「イーロン・マスク」の火星テラフォーミング 〜 <今そこにある未来ニュース⑤>

最近この人の名前をニュースでみない日はないですね。若きカリスマ天才起業家”リアル”トニー・スタークこと「イーロン・マスク」。 つい先日「ファルコン9」(名前の由来は言わずもがなスター・ウォーズの「ミレニアム・ファルコン」から)が爆発して意気消…

『生きる(1952年)』/『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK(2016年)』~ バットとハッピー・バースデーと暗渠と

今月は黒澤明の『生きる』とロン・ハワードの『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』/シェアスタジアムライブが4Kリマスターで劇場に掛かってますね。大画面で若き天才達の才能の一端を堪能できる素晴らしい機会です。 この20世紀を代…

『天国の門(1980年)』 ~ アメリカ映画はいつから衰退しはじめたのか?/巨匠マイケル・チミノ、その少な過ぎるフィルモグラフィー

アメリカ映画はいつから衰退しはじめたのか? 昨今劇場にかかっているアメリカ映画の超大作の大半があまりに安全すぎて退屈だという現実的な問題の根本原因が一体どこにあるのかと遡って考えてみますと、そこには1980年の『天国の門』という一人の完全主義者…

『地獄の黙示録 劇場公開版(1979年/2001年リマスター)』 ~ 直線・円環・回想構造で蛇行しながら源流に遡行する映画のオデュッセイア

この映画が紛れもなく映画史に残る傑作であることに異論は無いのですが、とにかく映画とは無縁な地点から人を雄弁にしてしまうような物議を醸す引き出しが多く、かつ映画自体としてもバージョン違いが多く複数の解釈が可能であるというのが『地獄の黙示録』…

クリント・イーストウッド映画の傾向と対策【拘束・パイロット編】 ~ 『ハドソン川の奇跡(2016年)』

2016年は現在アメリカ映画界最高峰の演出力を誇る映画作家の一人、クリント・イーストウッドの新作が公開されるという幸運な年です。1930年生まれの86歳というのですからアメリカ映画界最高齢かつ最強の映画監督ともいえます。子供の頃から見ていたイースト…

スティーブン・スピルバーグ映画の傾向と対策【巨大生物・物体編】〜 『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年)』

2016年は現在アメリカ映画界最高峰の演出力を誇る映画作家の一人、スティーブン・スピルバーグ(以下スピと称す)の新作が二本も公開されるという幸運な年です。スピと同時代に活躍したジョン・カーペンター(以下ジョンカペと称す)が早すぎる隠居状態を強…

ローラン・トポール ~ 『ファンタスティック・プラネット』だけじゃないその多彩で多才な超ブラック・ユーモア作品世界

僕にとってローラン・トポール(Roland Topor:1938-1997)というと『ファンタスティック・プラネット』の作画の人というぐらいの認識しかなかったのですが、ググってみると小説家(*1)、イラスト・風刺画家/アニメーション作家(*2)、前衛演劇家(*3)、…

『ガルシアの首(1974年)』 ~ 跪き横たわる女と、復讐する男と、首の三角関係が織りなす行きて帰りし怒りのデスロード

怒りのデスロードというサブタイトルは激怒(フューリー)の“怒り”とロードムービーの“ロード”を死の“デス”で繋げるというのですから、なかなか悪くない邦題ではないでしょうか(“怒りのフューリーロード”だと同語反復になりますし、ただの“フューリーロード…

ついに自然界に働く第5の力『フィフス・エレメント』 発見か?<今そこにある未来ニュース④>

な、なんだってー!、ヤバイ、宇宙ヤバイ、マジヤバイ。これホントならすごいニュースですね。 wired.jp 自然界に働く「第5の力」発見か - アストロアーツ www.gizmodo.jp このニュースの何がヤバいのかというと「今回の発見が正しければ(基本相互作用の)4…

現実化する『ミクロの決死圏』のナノマシーン医療 〜 <今そこにある未来ニュース③>

過去の予言的なSF作品を現実のニュースと絡めて未来を妄想する与太話の不定期連載企画<今そこにある未来ニュース>の第三弾です。今回はかなり現実化されているネタなので妄想分少なめです。ちなみに過去の二回は以下の記事となります。 callmesnake1997.ha…

『ゲッタウェイ(1972年)』 〜 サム・ペキンパー、あるいは時空を拡張するマゾヒスト

“永遠の名作”という最大公約数的な縛りのためなのか大して面白く無い映画が大半を占めている印象がある「午前十時の映画祭」ですが、たまに本当に面白い映画も上映してくれますので要注意です。本作がまさにその面白い映画ですので見ていない人はまずは劇場…

夏といえば金魚、あるいは空飛ぶ魚に関連するオススメ作品10選

今週のお題「映画の夏」、夏といえば金魚です。 前回記事の金魚に乗る学校に通うマーセリンの図を眺めて気づいたのですが、たったの40件も記事がないこのブログの中に金魚や空飛ぶ魚に言及している作品が結構あるかも...という事で強引に今週のお題と絡め…

『古都憂愁 姉いもうと』/ 『なみだ川』 (1967年)~ 三隅研次の女性映画③(藤村志保編)

『古都憂愁 姉いもうと(1967年)』 キャストは藤村志保と新人の若柳菊(現:鹿内寛子)の姉妹で京都の料亭を舞台に色々入り組んだ人間関係が最後には修復する話です。八千草薫、船越英二、藤岡琢也の助演陣もキャラの立った素晴らしい演技です(若柳菊に関…

『雪の喪章(1967年)』 ~ 三隅研次の女性映画②(若尾文子編)

『雪の喪章(1967年)』 傑作『眠狂四郎無頼剣 (1966年)』の次に撮られた作品で、同じ年に『古都憂愁 姉いもうと』と『なみだ川』が撮られておりますので三隅研次の女性映画メロドラマ三部作の第一弾とでもいうべき作品でございます。 原作は金沢出身の女…

『女系家族(1963年)』 ~ 三隅研次の女性映画①(京マチ子編)

男性向け時代劇や活劇を主なジャンルとして活躍し、広くは海外のジョン・カーペンターやサム・ライミやクエンティン・タランティーノにまで影響を与えた(*1)三隅研次ですが、大映プログラム・ピクチャーの職人監督として、市川雷蔵の『眠狂四郎』や勝新太…

『白夜(1971年)』 ~ 【完全解説】巨匠 ロベール・ブレッソン、ドストエフスキー原作による孤独なオタ男の純愛ラブコメ音響映画

いつのまにか世界初BD化されたものの出荷枚数が少なかったのか転売屋によって値を吊り上げられて一騒動となっていた本作ですが、ようやく定価で購入できるようになったようです(amazonなのに値引き無しですが)。 発売数年後に品薄になって価格吊り上げなら…

『シン・ゴジラ(2016年)』 〜 庵野秀明による3.11以降の総力戦「ゴジラのいちばん長い日」

タイトル まずこの映画は現在の東宝マークから始まり、次に一昔前の東宝マークが表示され、次にこれまた一昔前の青バックに白地の「東宝映画作品」が表示され、一作目の例の足音の地響きとゴジラの咆哮と共に黒バックに白地の「シン・ゴジラ」のタイトルが表示…

『キングコング対ゴジラ(1962年)』 ~ チェレンコフ放射の青い光(4K リマスター)

チェレンコフ放射 - Wikipedia チェレンコフ放射(チェレンコフほうしゃ、Čerenkov radiation、Cherenkov radiation)とは、荷電粒子が物質中を運動する時、荷電粒子の速度がその物質中の光速度よりも速い場合に光が出る現象。チェレンコフ効果ともいう。こ…

『映画監督 村川透 和製ハードボイルドを作った男』 山本 俊輔/佐藤 洋笑 (著)

僕の大好きな監督である村川透さんのドキュメント本が出ていたので遅ればせながらご紹介します。自分は監督の大ファンを自称しつつもそのTVも含めると400本(!)近いフィルモグラフィーの大部分を見ていないというファン失格の不届き者です。 まぁ、自称フ…

【必見!】美しい、美しい世界の、世界のアニメーション10選

アニメーションの魅力は一から世界を構築できることにありますので、その構築された世界が如何に美しいかどうかでその魅力が決まるのではないでしょうか。 という訳で、魅力的な“必見!”の美しい、美しい世界の、世界のアニメーション10選をご紹介します(単…

『高い標的 / The Tall Target /(1951年)』~アンソニー・マンによる究極の縦長映画

縦長映画?そんな映画のジャンルは存在しないのですけれども、この映画を勝手ながらそう呼ばせて頂きます。 “The Tall Target ”略して“TTT”。このアルファベットの中でも縦長といっていい文字である“T”がこの映画のタイトルとして三つ並んで冠されているのは…


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