1990年代
今年はドキュメンタリー映画『デ・パルマ』(ノア・バームバックとジェイク・パルトローの共同監督)が公開されると言うこともありデ・パルマ作品を色々と見直していたのですがどれも面白いですね。一般的には当たりハズレが大きいと言われているデ・パルマ…
4月26日、やけに羊たちの沈黙のツイートが多いなとぼんやりとtwitterを眺めているとR.I.Pの文字が目に飛び込んでくる。まさかと思い他のツイートを見ると同じ事が書いてある。なんてこった、嘘だろ・・・と思う。twitterはいつも最新のニュースを届けてくれ…
よく”伝説の傑作!”とか”××年に1本の傑作!”とか映画の宣伝に使われる惹句は話半分であまり信用できないものが多いのですが、これはまさに掛け値なしに”25年に1本の伝説の傑作”といえるのが『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(1991年)』という作品で…
大好きなアニメーターさんシリーズでうつのみや理(さとる)さんについて書きます。その個性の強さゆえに一連のテレビシリーズの中では際立って浮いてしまい物議をかもす事もありますが、その省略されたキャラのシンプルさとフルアニメーションのようなリア…
「あなたの好きなあのガムが、また流行りだすようだ」 25年振りに『ツイン・ピークス』が帰ってくる! 2014年10月3日、 ”That gum you like is going to come back in style !” というリンチ/フロストの突然のツイートは、体の奥深くで全細胞が快哉を叫ぶほ…
『夢二(1991年)』 前二作が原作付で全くのフィクションの世界を描いていたのに対して、本作はオリジナルで実在の人物(沢田研二扮する「竹久夢ニ」、宮崎萬純扮する「彦乃」、広田玲央名扮する「お葉」)が登場する映画になっています(とはいっても当然の…
今ではすっかり巨匠となってしまったクリント・イーストウッド ですが、スキがあれば死者の霊に耳を傾ける、あるいは死者の霊そのものが主役となるというちょっとキワモノ的というか丹波哲郎的な映画を撮ってしまうという傾向があります。以下そのいくつかを…
スタートレックの新作があまりにつまらなかったので映画版第一作(TMP)が相対的に傑作に見えてしまうというイヤミな話(JJはこのまま二大SFシリーズを糞化させた戦犯として後世の映画史に名を残すつもりなのか?)を書こうと思ったのですが、タイトル時点で…
な、なんだってー!、ヤバイ、宇宙ヤバイ、マジヤバイ。これホントならすごいニュースですね。 wired.jp 自然界に働く「第5の力」発見か - アストロアーツ www.gizmodo.jp このニュースの何がヤバいのかというと「今回の発見が正しければ(基本相互作用の)4…
「黙示録三部作」の三作目と言われている『マウス・オブ・マッドネス(1994) 』について書きます。ホークスの西部劇三部作同様、パラダイムと同じ話を換骨奪胎した物語とも言えます。 閉鎖された教会の地下室は閉鎖されたホラー作家の描く街に、 闇のプリンス様…