Spotifyの4000万曲にもおよぶ広大な音楽の海からおすすめの名盤を探しだしておすすめするという企画の第三弾、【ガールズバンド編】です。
以下は一般的なガールズバンドというジャンルの音楽という事ではなく、男性バンドには無い一味違ったユニークでニューウェイブなセンスを持った素晴らしい音楽を奏でるミュージシャン達といった程度の意味と取っていただければと思います。
ではまずその草分け的存在である”少年ナイフ(Shonen Knife)”を”shonen”で検索っと。
(↓のアイコンをタップorクリックでアーティストページに飛びます)
ありましたね。ありましたけどアルバムは1991年の「712」一枚だけです。
これではカッパのエキスをチュチュッチューできませんね。残念。
そして関連アーティストに”ザ・レインコーツ(The Raincoats)”がありますのでそちらをタップっとな。
ん~初期の一枚だけです。
Rough Trade時代の代表作が無いのはいただけませんね。これも残念。
気を取り直して次はもっとルーツを遡って”スリッツ(Slits)”です。
アフロ/ファンク/ダブ/レゲエ/ロックを取り入れた異色バンドです。
「Return Of The Giant Slits」がないので”大地の音”の日本語バージョンは聞けませんが、それ以外は揃ってますね。素晴らしい!。
次はバンドだけどヒップホップからの影響も大きい”ルシャス・ジャクソン(Lucious Jackson)”。
ファーストの「In Search Of Manny」以外揃ってます。カッコいい~!。
同様にヒップホップからの影響も大きいラウンジユニット”チボ・マット(CIBO MATT)”。最新作の「Hotel Valentine」以外聞けます。「VIVA LA WOMAN」を初めて聞いた時の衝撃は未だに色褪せません。
ガールズ”ガレージ”バンドといえばこの人達”スローイング・ミュージズ(Throwing Muses)”です。
これは素晴らしい。主要なアルバムが揃ってます。おそらく今からこれらCDで全て揃えるのは難しいのでこれは音楽配信の恩恵の賜物ですね。
(同じ高校の同級生であり異父姉妹でもある)クリスティーン・ハーシュ(kristin hersh)とタニヤ・ドネリー(Tanya Donelly)のソロ作も聞けます。
最後は【グランジ編】でも少し取り上げた”ザ・ブリーダーズ(The Breeders)”。
これを聞くとキム・ディールが初期”Pixies”の重要な部分を担っていた事が分かります。
一作目の「Pod」にはタニヤ・ドネリー が参加。以降はキムの双子の姉であるケリー・ディールが参加しています。
尚、「Pod」と「Title TK」はスティーブ・アルビニのプロデュースで自身のベストワークに挙げているそうです。
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