『コングレス未来学会議(2013年)』 〜 アリ・フォルマンによる” 近未来女優のオデッセイ” 〜

「あぁ、世の中にはこんな映画が存在するんだ」と新しい映画言語に出会った際に衝撃を与えてくれる作品が稀に存在しますが、イスラエルのアリ・フォルマン監督による『戦場でワルツを(2008年)』という映画はまさにそういう作品でした。自身のレバノン内戦体験とサブラ・シャティーラの虐殺という非常に重い政治的な題材…