1940年代

『フリッツ・ラング』鏡の国の冥界の秘密(米時代全検証レビュー)

映画監督に著作権は無くともその刻印は存在します。フリッツ・ラングにおける鏡はこれ見よがしに演出されるのではなく、さもそこに在る事が当然のような正確さで実務的に対象を反射しています。それはアクション、サスペンス、ロマンスといったジャンルを問…

アンソニー・マン/フィルム・ノワール(仮想)映画祭: 第三夜

ようこそ。アンソニー・マン/フィルム・ノワール(仮想)映画祭: 第三夜へ。 (仮想というより妄想になりつつありますが...)今夜はアンソニー・マンフィルム・ノワール時代初期の作品『仮面の女(46年)』とイーグル・ライオン社フィルム・ノーワール…

アンソニー・マン/フィルム・ノワール(仮想)映画祭: 第二夜

ようこそ。アンソニー・マン/フィルム・ノワール(仮想)映画祭: 第二夜へ。 今夜は1945年ぐらいから流行り始めたといわれるセミドキュメンタリー風ノワールの『Tメン(47年)』とそのセルフリメイクと言われる『国境事件(49年)』をお送りします。 実録…

アンソニー・マン/フィルム・ノワール(仮想)映画祭: 第一夜

(仮想ですよ。念のため) 以前は輸入盤や特殊な機会での上映でしか見ることができずになかなかその全容を把握出来なかったフィルム・ノワール時代のアンソニー・マンですが、今では数千円払えば字幕付きのDVDが簡単に手に入るようになりました(さらに画質…