Spotifyでおすすめの名盤を探す旅に出る【UKニューウェーブ編】
Spotifyの4000万曲にもおよぶ広大な音楽の海からおすすめの名盤を探しだしておすすめするという企画の第五弾、【UKニューウェーブ編】です。
UKニューウェーブといってもいろいろジャンルが細分化されていますので、代表的なおススメのアーティストを選りすぐって簡単にその時代の変遷を辿ってみたいと思います。
パブリック・イメージ・リミテッド(Public Image Ltd.)
まずはUKニューウェーブの出発点といえばまずはこの人、ジョン・ライドンによるPILを挙げないわけにはいきません。これもSpotifyで全て聞けます。
初期の三作が傑作であることは衆知の通りですが、ジョン・ライドン独特の節回し(←演歌か!)があればそれでPILといえますので他のポップな作品も僕は好きです。
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(※もっと「メタルボックス」的な成分が欲しいコアな方は"LARD"の「The POWER OF LARD」の三曲目”Time to Melt”をおススメします)
ザ・ザ(The The)
次になんとしても一番におススメしたいのがマット・ジョンソン率いる”ザ・ザ”です。
Spotifyで全て聞けます。ニューウェーブとは言っても(当初はマット・ジョンソン名義の)サイケディックな「Burning Blue Soul」からシンプルな「NakedSelf」に至るまでほぼ一作毎に進化と深化を遂げていますので、ジャンルの枠に当てはまらない孤高の音楽求道者と言えます。まぁルックスからしても凛とした骨太な人です(来日時はジョニー・マーの方が声援多かったですけど)。
そしておススメの作品は何かと申しますと、本当にどれも傑作ぞろいですので最初から順に聞いて頂き、作品毎に吐露されるマット・ジョンソンの激しく青く燃えて刻み込まれるソウルに感染してしまうのが良いかと思います(精神爆弾が炸裂して黄昏てしまうかもしれませんが)。
ジーザス&メリーチェイン(The Jesus and Mary Chain)
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)
次はシューゲイザーという言葉が生まれる前からシューゲイザーだったジーザス&メリーチェインの「Psychocandy (1985年)」です。そしてその路線を完成させたのがマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの「Lovless(1991年)」ということになるのでしょう。どちらも揃って聞けます。
ハッピー・マンデーズ(Happy Mondays)
プライマル・スクリーム(Primal Scream)
ニューウェーブというかサイケディックミュージックがダンスやレイブカルチャーと結びついて新な進化を遂げたのが1990年初頭になります。
そしてその代表的な傑作がハッピー・マンデーズの「Pills 'n' Thrills and Bellyaches (1990年)」とプライマル・スクリームの「Screamadelica (1991年)」です。
どちらのポール・オーケンフォールドやアンドリュー・ウェザオールといったDJプロデユーサーにより、ダンサブルで酩酊的なリズムがバンドサウンドと融合した新たな音楽の波が繰り広げられ、一世を風靡しました。
(同じ時期なのにUSのグランジとは全く異なる音楽が流行っていたというのがまたUK の面白いところです)
【その他】
ポストパンクの70年代後半から80年代を代表するバンドは以下より
ジャパン(Japan)
ギャング・オブ・フォー(Gang of Four)
スクイ―ズ (Squeese)
エックス・ティー・シー(XTC)
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