Spotifyの4000万曲にもおよぶ広大な音楽の海からおすすめの名盤を探しだしておすすめするという企画の第二弾、【グランジ編】です。
グランジって何?という方もおられるかと思いますので超簡単に説明しますと、ニルヴァーナを代表とする1990年代にアメリカのシアトルを中心に興ったノイジーなギターのうるさいオルタナティヴ・ロックの一つです(←超簡単に説明しました!)。
では、まずはその影のドン的存在の”steve albini”で検索っと。
出ましたね。プロデュース作品のプレイリスト。
”The Wedding Present”や”Breeders”や”Helmet”とか入っていて懐かしー。
今聞いてもカッコいいです。
あと"××××man"はさすがに無かったのですが、”Big Black” や”Shellac”はありました。
実は全く期待していなかったのですが、これは意外にというか期待以上に充実していてビックリです。
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次にalbiniの永遠の因縁のライバル”ソニック・ユース(Sonic Youth)”を検索。
これも凄い。最新作までほとんど揃ってますね。
次は同時期にインディからメジャーに移って活躍したグランジ三兄弟(勝手に命名)をそれぞれ検索してみましょう。
まずは”ダイナソーJr.(Dinosaur Jr)”。脱力轟音ギター野郎"J・マスシス"のバンドです。写真では見切れてますが2009年の「Farm」まで揃っています。
一番のおススメはインディ時代最後の「Bug」ですが、この人はニール・ヤングのようにブレが無く本人=音楽みたいな感じなのでどのアルバムを聞いても同じく良いです。
バンドサウンドとしてとにかくカッコよく、サルが天国に行くかの如く何度も繰り返し聞いてしまう中毒性の高い音楽です。
歌詞もとにかく変で、デビッド・リンチの影響を受けてます(映画ではデビッド・フィンチャーの『ファイト・クラブ』のラストの曲で有名ですけど)。
ちゃんとアルバム全部揃ってますね(←全部おススメですが後記になるほどフランク・ブラックのソロ色が強くなります)。
コンピレーションもちゃんと聞けます。
日本でのライブではカートがパジャマ姿でギターぶん投げ、クリスが消火器ぶち撒け、デイブがドラムセット破壊と様式美のようにパンクな人達でした(まさかあれで見納めになるとは)。
SUBPOP時代のヘビメタの影響が強い「Bleach」が無いのが痛いですね。
あと「Nevermind」のスーパーデラックスエディションの曲数が70曲というのが、私気になります!。
あとは”Gumball”とか”Mudhoney”とかも良いんですけど、
一番のおススメは”バストロ(Bastro)”なんです、なんですけど、これが無いのですよ。残念!。
将来的には世界の全ての音楽がアーカイブ的に揃ってくれれば文句無しなのですがどうなんでしょうね。
まだ道半ばといった感じでしょうか、あるいはこれが新プラットフォーム移行による淘汰の結果なのでしょうか?。
今後こうした配信サービスが主流になると、そこからこぼれ落ちてしまう作品も出てくるのではないかとちょっと心配になりますが、前者であることを願います。
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