Spotifyでおすすめの名盤を探す旅に出る【ニューソウル編】 ~ 1970年、ソウルの新しき光と道の始まり

Spotifyの4000万曲にもおよぶ広大な音楽の海からおすすめの名盤を探しだしておすすめするという企画の第8弾、【ニューソウル編】です。

1960年代のソウル、リズム&ブルースに関しては正直ピンと来るモノが少ないのですが1970年を境に始まるニューソウルに関しては何か革命的な音楽の息吹を感じてしまいます。ここには”1970年の世代”とも言うべき目に見えないムーブメントが確実に広がっていたと言えるでしょう。では説明不要なアーティストばかりですが1970年をキーにしてその音楽を辿ってみたいと思います。

ちなみにニューソウルでググると韓国のホテルばかりがヒットしてしまいますが、ここでは主にシカゴソウルのアーティスト、及びその周辺を主に取り上げます。

カーティス・メイフィールド(Curtis Lee Mayfield、1942年6月3日 - 1999年12月26日)

1970年の「Curtis」によってソウルの革命は始まりました。Spotifyでは全て揃ってはおりませんが初期の重要作は聞けます。不穏な社会情勢の下に救いを求めて生まれたような優しく繊細で力強く、そして何よりカッコいいカーティスの音楽です(これは他のニューソウルのアーティスト達全てにも言えます)。

(↓のアイコンタップorクリックでアーティストページに飛びます)

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ダニー・ハサウェイDonny Hathaway、1945年10月1日 - 1979年1月13日)

ニューソウルといえばやはりこの人です。これもまた1970年の「新しきソウルの光と道 - Everything Is Everything 」から始まります。山下達郎の「IT'S A POPPIN' TIME(1978年)」にも影響した「Live(1972年)」も素晴らしいとしか言いようがありません。

幼い頃から聖歌隊で歌い、ピアノを学び、後にハワード大学に進学しクラシックを学んだというルーツからもゴスペルのような歌声と流麗なオーケストレーションのアレンジとエレクトリックピアノの演奏が全て幸福なレベルで融合した奇跡とでもいうべき美しい音楽です。

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ロバータ・フラックRoberta Flack、1937年2月10日 - )

こちらは一歩先の1969年にジャージーな「First Take」でデビュー。『恐怖のメロディー(1972年)』でも使われた「The First Time Ever I Saw Your Face」が収録されています。同じ大学で音楽理論を学んでいたというダニー・ハザウェィとの親交も厚く、1972年と1980年(彼の最後の歌でもある)にデュエット・アルバムを発表しています。定番の「Kiling Me Softly」や「Feel Like Makin’ Love」もオリジナルはこの人ですね。どのアルバムも素晴らしいシンガーソングライターです。

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マーヴィン・ゲイMarvin Gaye、1939年4月2日 - 1984年4月1日)

説明不要の人かと思いますが...。「What's  Going  On」が1971年1月ということを考えるとソウル革命がモータウンに波及したと考えるべきか、それとも同時多発的に何かが発生したと考えるべきでしょうか。1970年には一体何が起こっているの?と思ってしまいます。

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スティーヴィー・ワンダーStevie Wonder、1950年5月13日 ‐)

この人も説明不要かと思いますが...。「Music Of My Mind 」や「Talking Book」が1972年ということを考えるとソウル革命がモータウンに波及したと考えるべきか同時多発的に発生したと考えるべきか。いずれにせよ60年代と70年代では決定的に何か彼の音楽のマインドが変わったと言わざるをえません。

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アイザック・ヘイズ(Isaac Lee Hayes, Jr.、1942年8月20日 - 2008年8月10日)

こちらはスタックスレコードを拠点とするサザン・ソウル/メンフィス・ソウルになります。1971年、映画『黒いジャガーShaft』を発表。テーマ曲 "Theme from Shaft" は全米1位を獲得し、アカデミー歌曲賞グラミー賞インストゥルメンタル・アレンジ部門を受賞しました。これも1970年からアイザック・ヘイズムーブメントが始まります。ちなみに下の写真はライザップの宣伝ではありません(違和感ありませんけどね)。

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スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & The Family Stone

こちらはソウルじゃなくてファンクバンドですね。

しかし1971年の「There's a Riot Goin' On」が「What's Going On」のアンサータイトルに思えるのは気のせいでしょうか。

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クール・アンド・ザ・ギャング(Kool & the Gang)

こちらもソウルというよりファンクバンドですね。これも1970年のファーストアルバムである「Kool And the Gang」のバンドサウンドから生み出される有機的な生のグルーヴが今聞いてもカッコ良いです。

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ジョン・ルシアン(Jon Lucien、 1942年1月8日 2007年8月14日)

ここに入れていいのか迷いますが、ブラジル出身でラテン、ファンク、ジャズのフレーバーが入ったメロウで素晴らしいソウルシンガーです。こちらも1970年の「I Am Now」がファーストアルバムになります。「Rashida」、「Mind’s Eye」等他のアルバムも傑作ぞろいです。

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リオン・ウェア(Leon Ware 1940年2月16日 - ) 

1971年にデビューアルバムを出し、「 Musical Massage (1976年)」のエロいジャケットが有名なリオンさんです。マーヴィン・ゲイのアルバム『I Want You』は元々リオン自身のソロアルバムとして発表する予定でレコーディングしていたものを、マーヴィンがいたく気に入り、共同制作されたものらしいです(wikiより)。

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ジーン・カーン(Jean Carn、1947年3月15日 ‐)

5オクターブの音域を操ると言われているフィーリー(フィラデルフィア)ソウルの歌姫です(元夫はBLACK JAZZレーベルで活躍した"ダグ・カーン(Doug Carn)"ですがこちらはまだ品揃えが悪いようです)。

70年代後半はソウルというよりはディスコミュージックに近づく訳ですがこれはこれで素晴らしいです。Spotifyで少し聞けます。

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